腹部(大胸筋の)Pars abdominalis (Musculus pectoralis majoris)

大胸筋腹部は、解剖学的に重要な位置を占める筋構造であり、以下にその詳細な特徴を示します (Standring, 2015):

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J0427 (広頚筋を除去した後の右胸部の筋:腹側図)

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J0428 (右側の大胸筋:前面図(半概略))

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J0435 (腹筋:右側前方からの図)

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J0436 (腹筋、正面からの図)

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J0440 (腹直筋:腹面図)

解剖学的特徴

大胸筋腹部は、大胸筋の最下部を構成し、胸部と腹部の連続性を示す重要な筋肉構造です (Clemente, 1985)。筋線維の走行は特徴的で、鍵盤状に広がる線維束が上外方へ収束していきます。

機能的役割

他の大胸筋部位と比較して、腹部は特に肩関節の下制と内転において重要な役割を果たします (Phadke et al., 2009)。また、腕を体幹に引き寄せる動作においても主動的に働きます。

臨床的意義