顎二腹筋
顎二腹筋は、舌骨上方に位置する細長い筋肉で、前腹と後腹の2つの部分から構成されています。主な特徴は以下の通りです:
- 構造:中間腱により前腹と後腹に分かれています
- 起始と停止:
- 前腹:下顎骨内側から起始し、中間腱に停止
- 後腹:側頭骨乳突切痕から起始し、中間腱に停止
- 機能:舌骨の挙上と下顎の下制
- 神経支配:前腹は顎舌骨筋神経、後腹は顔面神経により支配されます
顎二腹筋には形態的変異や異常筋がしばしば観察され、特に前腹部での出現頻度が高いことが報告されています。
J0066 (新生児の下顎骨)
J0067 (3歳児の下顎骨)
J0068 (6歳児の下顎骨)
J0069 (8歳児の下顎骨)
J0070 (青年期の下顎骨)
J0071 (老年期の下顎骨)
J0065 (下顎の右半分、筋の起こる所と着く所:内側からの図)
J0081 (外頭蓋底:筋の起こる所と着く所を示す図)
J0417 (頚部の筋(2層):前方からの図)