脛骨の顆間隆起
脛骨の顆間隆起は、脛骨上端部の重要な解剖学的構造です。その主な特徴は以下の通りです:
- 脛骨の上端にある2つの丸い面(顆部)の間に位置する骨突起です。
- 外側顆と内側顆の上関節面の中央に位置しています。
- 粗面を持つ隆起を形成しています。
- 内側顆間結節と外側顆間結節に分かれています。
この構造は、膝関節の安定性と機能に重要な役割を果たしています。上方から見ると、前顆間区と後顆間区の間に位置し、膝関節の中心的な構造の一つとなっています。
J0246 (右の脛骨と腓骨:上方からの図)
J0336 (右膝関節:関節の中央をおおよそ通る矢状断)
J0381 (右膝:伸ばされた、腹背方向からのX線像)