寛骨
寛骨は、骨盤の前方と側壁を形成する大きな扁平な厚板骨です。主な特徴は以下の通りです:
- 腸骨、坐骨、恥骨の3つの骨から構成されています
- 全体的な形状は"8"の字に似ています
- 中央部にくびれがあり、上部と下部が扇状に広がっています
- 中央部の外側面に寛骨臼と呼ばれる深い窪みがあり、大腿骨頭を収容します
- 前下方に大きな卵形または三角形の閉鎖孔があります
- 上部で扇形に広がる部分を腸骨翼と呼び、その上縁を腸骨稜と呼びます
J0212 (右の寛骨:外側からの図)
J0213 (右の寛骨:内側からの図)
J0214 (右の寛骨:前下からの図)
J0215 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す外側からの図)
J0216 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す前外側少し下方からの図)