頭頂骨
頭頂骨は、頭蓋骨の重要な構成要素で、以下のような特徴を持ちます:
- ほぼ四角形の扁平な骨で、一対が正中線で接合して頭頂部を形成します。
- 頭蓋骨の大部分を構成しています。
- 4つの縁、4つの角、外面と内面の2つの表面を持ちます。
- 外面には頭頂結節があり、特に胎児や幼児で顕著です。
- 内面には指圧痕、脳隆起、動脈溝が見られ、上縁に沿って矢状溝が走ります。
さらに、頭頂骨には頭頂孔という小孔があり、頭頂導出静脈が通過します。この孔の数と位置には著しい個人差があることが知られています。
J0038 (右の頭頂骨:外側からの図)
J0039 (右の頭頂骨:内側からの図)
J0082 (頭蓋骨:上方からの図)
J0083 (頭蓋骨:内側からの図)
J0085 (内頭蓋底、アノテーション付き)
J0086 (左側からの頭蓋骨の正中切断図)