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片山正輝
目次(II. 筋系) 、筋系の図譜
解剖学的構造
- 顎二腹筋は前腹と後腹の2つの筋腹からなり、舌骨に固定された中間腱によって連結される
- 茎突舌骨筋は茎状突起から舌骨小角へ走行し、通常停止直前で2束に分岐する
- 顎舌骨筋は下顎骨から起始し、対側の筋と縫線を形成して口腔底を構成する
- オトガイ舌骨筋はオトガイ棘から舌骨体へ走行する
神経支配と機能
- 顎二腹筋は、後腹が顔面神経、前腹が三叉神経第3枝により支配される
- 茎突舌骨筋は、顔面神経の顎二腹筋枝から分岐する茎突舌骨筋枝の支配を受ける
- 顎舌骨筋は顎舌骨筋神経により支配され、舌骨の挙上と下顎の下制に作用する
- オトガイ舌骨筋は舌下神経の支配を受け、舌骨を前方に牽引する
1. 顎二腹筋 M. digastricus
2. 茎突舌骨筋 M. stylohyoideus
3. 顎舌骨筋 M. mylohyoideus
4. オトガイ舌骨筋 M. geniohyoideus