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片山正輝

目次（II. 筋系） 、筋系の図譜

解剖学的特徴

• 顎舌骨筋の深部に位置し、オトガイ棘から舌骨体へと走行する

神経と機能

• 舌下神経の支配を受ける
• 舌骨を前方へ牽引する作用を持つ

解剖学的変異

• Theileによれば、本筋の外側に小筋束が存在し、これが舌骨大角基部まで達することが一般的である

関連構造

• 上方に強力なオトガイ舌筋が位置する

RK509(頚部の筋および舌骨上筋 III)

RK520(下顎骨外面の筋起始と停止)、RK521(上顎骨内面の筋起始と停止)

RK522(舌骨の前面における筋の起始と停止)

この筋は顎舌骨筋に覆われ、オトガイ棘から起始して舌骨体に停止する。その上方には、舌の項で詳述する強力なオトガイ舌筋が位置する。

**神経支配：**舌下神経による。

**作用：**舌骨を前方に牽引する。

**変異：**Theileの報告によれば、オトガイ舌骨筋の外側に小筋束が存在することが一般的で、この筋束は舌骨大角の基部まで達する。