(RK628(若い個体の心臓を煮て筋肉を剖出したもの:前面)、629(若い個体の心臓を煮て筋肉を剖出したもの:後面)、RK630(ヒトの煮た心臓を腹側(前面)と尾側(下面)からの図) )
RK628(若い個体の心臓を煮て筋肉を剖出したもの:前面)、629(若い個体の心臓を煮て筋肉を剖出したもの:後面)
RK630(ヒトの煮た心臓を腹側(前面)と尾側(下面)からの図)
心筋層は心臓壁の中層を形成し、心臓の構成要素として最も強大かつ重要であり、心臓の筋肉性基盤をなす。
心房と心室の筋肉は、ヒス束(Hissches Bündel、γ) 心臓の刺激伝導系 Reizleitungssystem des Herzens 参照)を除いて、両者の間に介在する結合組織の集合体である線維輪によって分離されている。心臓を長時間煮ると、この線維輪が軟化し、心房と心室が完全に分離する。線維輪からは心臓筋肉の一部と房室弁が起始する。