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目次(IV. 内臓学)
外肛門括約筋
- 随意筋として肛門を閉じる機能を持ち、直腸下端を取り囲む。前後で交差し、会陰の皮膚や尾骨に達する
肛門挙筋と骨盤隔膜
- 両側の肛門挙筋は尾骨筋とともにロート状の筋板(骨盤隔膜)を形成し、骨盤出口を閉鎖する
- 恥骨結合後面から坐骨棘までの線から起始し、膀胱、前立腺(または腟)、直腸の側面に沿って後方へ走行する
- 女性では、腟の縦走線維と結合する点が男性と異なる
尾骨筋
- 坐骨棘から起始し、扇状に広がって尾骨側縁に付着する。完全に欠如することもある
神経支配
- 肛門挙筋は主に第3仙骨神経(57%)と第4仙骨神経(43%)からの支配を受け、その他の筋は陰部神経による支配を受ける
1. 外肛門括約筋 M. sphincter ani externus
2. 肛門挙筋 M. levator ani