0991 (視神経と視神経乳頭の縦断面)
標本の概要
- H. Sattleの標本による視神経と視神経乳頭の縦断面図であり、15倍に拡大されている。
解剖学的構造
- 視神経は、網膜から脳へと伸びる神経束として観察される。
- 視神経は、内鞘(軟膜とクモ膜)と外鞘(硬膜)に包まれている。
- 視神経の周囲には、鞘間隙(クモ膜下腔)が存在する。
血管系
- 網膜中心動脈と網膜中心静脈が、視神経内を走行している。
- 短後毛様体動脈が、視神経周囲に分布している。
特記事項
- 本標本では、視束乳頭陥凹は認められない。
- 神経線維の髄鞘部分が暗く染色されている点が、特徴的である。

視束乳頭陥凹なし(H. Sattleの標本による)。拡大:15:1.(神経線維の髄鞘部分が暗く染色されています)
J0991 (視神経と視神経乳頭の縦断面)
00
A14_1473(視神経[脳神経II])Optic nerve [II]△ →Nervus opticus; Fasciculus opicus [II]【視神経;視束[脳神経II]】Optic nerve [II] (A14_2_01_006)