視神経 Nervus opticus [II]

小脳、脳幹、視床、線条体の動脈

J0566 (右眼窩の動脈:上方からの図)

J0569 (右大脳半球の内側面の動脈)

J0606 (硬膜静脈洞:頭蓋底からの図)

J0843 (脳:下前方からの図)

J0902 (硬脳膜:上方からの図)

J0903 (脳硬膜:右上方からの図)

J0904 (硬脳膜と頭蓋骨を通る神経)

J0906 (右眼窩の神経、第1層:上方からの図)

J0907 (右の眼窩の神経、第2層:上方からの図)

J0908 (右眼窩と右上顎神経:右側からの図)

J0980 (右眼球の水平断:模式的な上方からの断面図)

J0981 (視神経の断面:中心網膜動脈の入り口のすぐ前方の図)

J0986 (眼の血管の模式図)

J1011 (視神経の方向の眼窩を通る矢状断面図)

J0987 (外部からの眼球血管膜の血管)

J0991 (視神経と視神経乳頭の縦断面)

J0992 (視神経と視神経乳頭の縦断面)

J0998 (右眼窩の内容物:上方からの図)

J0999 (右眼の筋:上方からの図)

J1002 (右眼窩の後部:前上方からの図)

J1006 (眼窩の内容物:上方からの図)

J1007 (右眼窩を視神経孔の近くの断面:前方からの図)

J1008 (右眼窩の視神経孔と眼球の中間の断面:前方からの図)

J1009 (右眼窩の眼球のすぐ後ろの切断:前方からの図)

J1010 (眼球の矢状断:若干の模式図)
解剖学的特徴
- 視神経は、視交叉から眼球に至る脳神経であり、直径3〜5mm、長さ約55mmの神経線維束である (Snell and Lemp, 2023)。
- 約80〜100万本の有髄神経線維を含み、視覚情報の伝達を担う (Prasad and Galetta, 2021)。
- 網膜神経節細胞層に存在する多極神経細胞の軸索によって構成される。
血管系の構成
- 網膜中心動脈は、視神経鞘内を走行しながら網膜への主要な血液供給を担当する (Hayreh, 2020)。
- 視神経実質は、眼動脈から分枝する視神経鞘動脈により栄養される。
髄膜被覆
- 視神経は、脳実質の延長として3層の髄膜(硬膜鞘、クモ膜鞘、軟膜鞘)に包まれる (Miller et al., 2020)。
- これらの髄膜鞘は、頭蓋内の脳髄膜と直接的な連続性を持つ。
走行経路と構造変化
- 網膜最内層において神経線維層を形成し、視神経乳頭部に集束する (Sadun and Wang, 2021)。
- 強膜篩板通過後に有髄化が始まり、眼球後方5〜15mmの位置で網膜中心動脈を受け入れる。
- 視神経管を経て頭蓋腔内に進入し、視交叉を形成した後、視索となって外側膝状体や上丘などの一次視覚中枢へと到達する。
病理学的重要性
- 視神経の障害は、重度の視覚障害や失明を引き起こす可能性がある (Newman, 2022)。
- 緑内障、視神経炎、視神経萎縮などの様々な病態に深く関与する。
- 外傷、腫瘍性病変、炎症性疾患により、視神経機能が著しく障害されることがある。