0888 (神経束と神経節細胞群を含む脊髄の模式的な断面図)

概要

• 脊髄の模式的な断面図であり、拡大率は約12.5：1である。
• 脳から脊髄への下行神経路は色付きで、その他の上行・下降路は黒で示されている。

主要な神経束

• 後索には楔状束と薄束があり、感覚情報を上行伝導する。
• 側索には皮質脊髄路（錐体路）や脊髄小脳路などの主要な伝導路が存在する。
• 前索には網様体脊髄路や視蓋脊髄路などの運動制御経路が位置する。

神経細胞群の配置

• 後角には辺縁核（第I層）と膠様質（第II層）があり、感覚情報を処理する。
• 前角には運動ニューロンを含む細胞群（前内側、前外側、中心細胞群など）が配置される。
• 中間質には胸髄核（クラーク柱）などの固有核が存在する。

拡大率：約12.5：1.（固定）（脳から脊髄まで下がるすべての神経路は色付きで、脊髄の他のすべての部分的に上昇、部分的に下降する神経路は黒で表示されています。）

01

A14_0195（束間束）Interfascicular fasciculus△ →Fasciculus interfascicularis; Fasciculus semilunaris; Pars descendens funiculus posterior【束間束；半月束；コンマ束；半円束；下行部；コンマ状部（後索の）】Interfascicular fasciculus (A14_1_02_242)Hoche, Bundle of, Tract of; Phillippe-Gombault, Triangle of; Schultze's comma tract

• J0888 (神経束と神経節細胞群を含む脊髄の模式的な断面図)_01

02

A14_0256（楔状束）Cuneate fasciculus△→Fasciculus cuneatus【楔状束】Cuneate fasciculus (A14_1_04_108)