0865 (オリーブ中央を通る脳幹の断面)

J0861 (図863-871で示された切断方向を示す、成人の脳幹を後ろから右側からの図)

J0865 (オリーブ中央を通る脳幹の断面)
成人の脳幹を横切る断面図。白質は黒、灰質は明るく表されています。運動核は赤、感覚終末核(黄色に染められた蝸牛神経の核を除く)は紫に色調が付けられています。切断の高さと方向に関する情報は、図J0861 (図863-871で示された切断方向を示す、成人の脳幹を後ろから右側からの図)にあります。図J0861 (図863-871で示された切断方向を示す、成人の脳幹を後ろから右側からの図)から図J0881 (小脳の中央と延髄を横断する断面)の切断面は、その背側の縁が上を向くように配置されています。
概要
- 成人の脳幹の横断面図であり、白質は黒く、灰白質は明るく表現されている。
- 運動核は赤色、感覚終末核は紫色(ただし蝸牛神経核は黄色)で示されている。
主要構造
- オリーブ核群(下オリーブ複合体)が断面の中心的構造として位置している。
- 脳幹の腹側には延髄錐体が、背側には前庭神経内側核が配置されている。
- 外側部には三叉神経脊髄路核と三叉神経脊髄路が存在する。
機能的要素
- 舌下神経、迷走神経、舌咽神経の根糸が明確に観察できる。
- 背側正中部には内側縦束があり、重要な上下連絡路を形成している。
- 外側部には前脊髄小脳路と後脊髄小脳路があり、小脳への感覚情報伝達経路となっている。
アノテーション
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