0750 (左肺:内側からの図)

J0750 (左肺:内側からの図)
この図は、左肺の内側からの解剖図を示しています。主な構造は、以下の通りです:
上部構造:
- 肺尖(01)が最上部に位置し、その下方に鎖骨下静脈溝(11)が存在します。
- 縦隔面(13)には肺門(12)があり、ここを通して主要な血管や気管支が出入りします。
中心部構造:
- 左肺動脈(04)、左肺静脈(14)、左主気管支(05)が、肺門部を通過しています。
- 心臓との接触面には、心圧痕(15)が形成されています。
区分と表面:
- 肺は上葉(17)と下葉(09)に分かれており、これらは斜裂(03)によって区分されています。
- 外側面には肋骨面(02)が、下面には横隔面(19)が位置しています。
- 前縁(16)と下縁(10)によって、肺の外形が形作られています。
特徴的な構造:
- 左肺に特有の小舌(18)が認められます。
- 大動脈溝(07)と肺間膜(08)も明確に観察することができます。
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A06_0207(左肺)Right lung →Pulmo sinister【左肺】Right lung (A06_5_01_003)