RK451(**膝関節：**前方図)
RK454(膝関節：後方からの図)、455(膝関節：生体右膝のX線写真。前方から後方へ3/4の角度で照射)
RK456(下腿骨の結合)、457(下腿骨と足骨の前額断：断面を前方からの図)
RK458(足関節：後方からの図)、459(足関節：内側からの図)
脛骨と腓骨は、上端では強固な関節によって、下端では靱帯結合によって、そして骨幹部は骨間膜によって結合されている。
脛骨と腓骨の結合概要
- 脛骨と腓骨は上端で関節結合、下端で靱帯結合、骨幹部で骨間膜により連結している
脛腓関節
- 脛骨の腓骨関節面と腓骨の小頭関節面によって構成され、前後方向のわずかな滑動運動のみが可能である
- 前後に腓骨小頭靱帯が存在し、前方は水平に、後方は上下に走行する
下腿骨間膜
- 主として斜め下方へ走行する線維で構成され、両骨の離開を防止し、筋群の起始部となる
- 上部および下部に血管通過用の孔が存在する
脛腓靱帯結合
- 前脛腓靱帯および後脛腓靱帯により強固に結合される
- 明確な関節腔は存在せず、距腿関節の関節腔から小さな空隙が進入する
- 足関節の屈曲時に両骨が離開し、伸展時に近接する受動的な運動を示す
a) 脛腓関節 Articulus tibiofibularis
b) 下腿骨間膜 Membrana interossea cruris
c) 脛腓靱帯結合 Syndesmosis tibiofibularis