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目次(III. 脈管系)

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この動脈は内腸骨動脈よりも太く、総腸骨動脈が仙腸関節付近で分岐した部分から鼠径靱帯の縁まで達する(RK669(骨盤右半分の動脈分枝(左側面図))RK674(大腿動脈とその枝(II)) )。鼠径靱帯を越えると、大腿動脈と名称が変わる。

**局所解剖:**外腸骨動脈は腰筋の内側縁に沿って腸骨筋膜の上を下外側に進み、腹膜に覆われている。その起始部では尿管が、終末部では精巣動静脈がそれぞれ上を横切る(RK662(腹大動脈とその主な枝) )。外腸骨静脈はその内側に隣接し、大きなリンパ節がこれらの血管の前方および内側に位置する。

この動脈は腰筋、リンパ節、腹膜下結合組織に細い枝を送り、鼠径靱帯の下に入る直前に2本の比較的太い枝を出す。これらが下腹壁動脈と深腸骨回旋動脈である。

1. 下腹壁動脈 Arteria epigastrica caudalis

2. 深腸骨回旋動脈 Arteria circumflexa ilium profunda