視神経円板
視神経円板は、以下のような特徴を持つ眼の重要な構造です:
- 視神経が目の奥に入る網膜上の部分で、視神経乳頭とも呼ばれます。
- 網膜の中央付近に位置し、小さく丸い黄白色の斑点として観察されます。
- 眼底における視神経のはじまりの部分です。
- 直径は約1.6mmで、黄斑から約3~4mm内側に位置しています。
- 視細胞を欠くため、視野においては盲点(マリオット盲点)となります。
- 生体において、検眼鏡で観察すると、視神経円板はピンク色を呈し、中央の凹みは白く見えます。
視神経円板は、視覚情報の伝達において重要な役割を果たす構造であり、眼科検査においても重要な観察対象となります。
J0980 (右眼球の水平断:模式的な上方からの断面図)
J0988 (右眼の後半部分:前方からの図)
J0991 (視神経と視神経乳頭の縦断面)
J0992 (視神経と視神経乳頭の縦断面)