歯状回
歯状回は海馬を構成する重要な構造で、以下のような特徴があります:
- 海馬を構成する2つの脳回の1つです(もう1つはアンモン角)。
- 刻み目が多数あり、歯のように見えることからこの名前がついています。
- 灰白質から成る弓状の回で、小帯回の下方に続き、海馬と海馬傍回の間、鈎の内側面に達しています。
- 3層構造(分子層、顆粒層、多形細胞層)を持っています。
- 海馬溝の深部で海馬の分子層と連続しています。
歯状回は海馬体の一部として、記憶形成や空間認知などの重要な機能に関与しています。
J0855 (第三脳室:上方からの図)
J0859 (右側脳室の下角を通る断面:後方からの前頭断)
J0860 (右側脳室の下角、前半部:上下からの図)
J0899 (大脳半球の髄脳成熟地図(右大脳半球内側面))