脊髄クモ膜

脊髄クモ膜は、脊髄を覆う髄膜の一つで、以下のような特徴を持ちます:

脊髄クモ膜は臨床的に重要で、腰椎穿刺に利用されます。この処置は、脊髄損傷を避けるために脊髄円錐より下方(通常、第3、4腰椎間)で行われます

穿刺の際、高さの基準としてヤコビの線(左右の腸骨稜の最高点を結ぶ線)が用いられ、これは約第4腰椎の棘突起の高さに相当します

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J0826 (脊髄を被鞘で挟む、背面からの図)

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J0827 (脊椎管内の被鞘と下部脊髄端、背面からの図)

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J0828 (脊椎と筋の断面図)

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J0900 (頭部正中断面のクモ膜下腔、左半分:右方からの図)