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J0630 (右下肢の表在静脈:前面図)

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J0632 (右下腿の表面静脈、背面からの図)

足背静脈網 Rete venosum dorsale pedis

解剖学的構造

足背静脈網(rete venosum dorsale pedis)は、足背部の皮下組織内に位置する表在性静脈叢であり、以下の構成要素から形成されます:

足背静脈網の形態には顕著な個人差があり、静脈の数、太さ、走行パターンは個体によって大きく異なります。この変異性は、臨床的処置や画像診断において重要な考慮事項となります(Uhl et al., 2010)。

流出路と主要静脈との関係

足背静脈網は、下肢の2大表在静脈の起始部として機能します:

これらの表在静脈と深部静脈系は、穿通枝(perforating veins)によって連絡しており、一方向弁により通常は表在から深部への血流が維持されています(Gloviczki, 2017)。

臨床的意義

静脈穿刺と血管アクセス

足背静脈網は、末梢静脈路確保の重要な部位です。特に以下の状況で選択されます: