大動脈
大動脈は、体循環系の主要な部分を形成する単一の太い動脈です。以下のように分類されます:
胸大動脈と腹大動脈は合わせて下行大動脈とも呼ばれます。
大動脈の主な特徴:
- 左心室の大動脈口から始まります。
- 上行大動脈の起始部は大動脈球と呼ばれ、ここから左右冠状動脈が分岐します。
- 大動脈弓からは腕頭動脈、左総頚動脈、左鎖骨下動脈などの重要な枝が出ています。
- 胸大動脈と腹大動脈からは、多くの壁側枝と臓側枝が分岐し、体の各部位に血液を供給します。
J0434 (横隔膜:腰部、腹腔からの図)
J0536 (右心室の心房室束とその分岐)
J0537 (左心室における房室束とその分岐)
大動脈中隔欠損
大動脈は上行部、弓部、胸部、腹部に分けられ、左心室から始まり、腕頭動脈や肋間動脈などを分岐します。肺動脈幹は右心室から始まり、左右の肺動脈へと分岐し、2本の冠状動脈が存在します。