披裂軟骨 Cartilago arytenoidea

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J0733 (右の披裂軟骨:前外側方からの図)

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J0734 (右の披裂軟骨:後内側方からの図)

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J0736 (喉頭とその靭帯:後方からの図)

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J0737 (喉頭とその靭帯:右側からの図)

披裂軟骨は喉頭後部に位置する小さなピラミッド形の硝子軟骨で、声帯の開閉や緊張を調節し、発声・嚥下・呼吸に不可欠な役割を果たす。基底部は輪状軟骨と関節を形成し、前外側面・内側面・後面の三面と声帯突起・筋突起の二つの突起がある。後輪状披裂筋や側輪状披裂筋などの内喉頭筋が付着し、声帯の外転・内転や閉鎖を制御する。機能障害は声帯麻痺様症状、嗄声、誤嚥などの音声・嚥下障害を引き起こし、臨床的に重要な対象となる。

概要

披裂軟骨は小さなピラミッド形の硝子軟骨で、喉頭後部に左右対称に位置し、声帯や呼吸の制御に不可欠な役割を担っています(Gray and Lewis, 2023)。輪状軟骨上面と関節を形成し(輪状披裂関節)、その動きによって声帯の開閉や緊張度を調節します(Standring, 2021)。

解剖学的特徴

披裂軟骨は以下の構造的特徴を持ちます(Moore et al., 2022):

筋肉の付着と機能

披裂軟骨には複数の内喉頭筋が付着し、その動きを制御しています(Netter, 2023):

臨床的意義

披裂軟骨の機能障害は、様々な音声障害や嚥下障害を引き起こします(Sataloff, 2024):