口蓋帆挙筋
口蓋帆挙筋は、以下のような特徴を持つ筋です:
口蓋帆張筋の後方に位置しています。
起始(始点):側頭骨錐体部の下面で、頚動脈管の前部および耳管軟骨。
走行:耳管に沿って斜め前下方に走り、軟口蓋に入ります。
特徴:両側の口蓋帆挙筋の腱線維が絡み合い、高さ調節可能な筋性ワナを形成します。
この筋は軟口蓋の動きを制御し、嚥下や発声などの重要な機能に不可欠な役割を果たしています。
J0081 (外頭蓋底:筋の起こる所と着く所を示す図)