歯髄腔 Cavitas dentis

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J0657 (上顎切歯の矢状断面)

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J0658 (下顎臼歯の矢状断面)

定義と構造

歯髄腔は、象牙質内にある空洞で、歯髄を含有する腔所です(Berkovitz et al., 2017→口腔解剖学の標準的教科書)。解剖学的には以下の部分に区分されます:

歯髄組織の詳細構造

歯髄は結合組織、血管、神経、リンパ管から構成され、以下の層構造を示します(Goldberg et al., 2011→歯髄生物学の包括的レビュー):

臨床的意義

歯髄腔は歯科治療において重要な意味を持ち、特に以下の点で重要です(Torabinejad et al., 2020→歯内療法学の最新版教科書):

血管供給と神経支配

歯髄への血液供給と神経支配は以下の特徴を持ちます(Kim, 1990→歯髄微小循環の基礎研究):