0658 (下顎臼歯の矢状断面)

J0658 (下顎臼歯の矢状断面)
こちらは「下顎臼歯の矢状断面」の図で、歯の内部構造を示しています。以下に各部位の説明をします:
- 01. エナメル質:歯の最外層にある硬い組織で、歯冠部を覆っています。
- 02. ゾウゲ質(象牙質):エナメル質の下にある層で、歯の大部分を構成しています。
- 03. 歯髄腔:歯の中央にある空洞で、神経や血管を含む歯髄が存在します。
- 04. 歯根管:歯根部分にある管で、神経や血管が通っています。
- 05. セメント質:歯根を覆う組織で、歯を顎骨に固定する役割があります。
- 06. 歯根尖孔:歯根の先端にある小さな孔で、神経や血管が出入りします。
- 07. 歯冠:歯の上部で、口腔内に見える部分です。
- 08. 歯頚:歯冠と歯根の境界部分です。
- 09. 歯根:顎骨に埋まっている歯の部分です。
- 10. 歯根尖:歯根の先端部分です。
この図はW.Spalteholzのアトラス(1933年)からの引用で、下顎の臼歯(奥歯)の縦断面を示しています。
アノテーション
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○→Molares【臼歯】Molars (A05_1_03_005_4)