短母趾屈筋

短母趾屈筋は、足の母趾(親指)を動かす重要な筋肉です。以下にその主な特徴をまとめます:

短母趾屈筋は母趾球筋の一部であり、母趾の動きと足のアーチ構造の維持に重要な役割を果たしています。

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J0517 (右足底の筋)

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J0518 (右足底の筋(第2層))

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J0519 (右足の足底の筋(第3層))

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J0523 (右足の骨間筋:足底からの図)

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J0525 (右足の腱鞘は、脛骨側から赤い物質で注入された図)

日本人のからだ(堀口正治 2000)によると

短母趾屈筋は、楔状骨、底側踵立方靱帯、および後脛骨筋の腱から起始します。内側頭は、母趾外転筋の腱と一緒に、内側種子骨を介して中足趾節関節につながります。外側頭は、母趾内転筋の腱と一緒に、外側種子骨を介して基節骨につながります。短母趾屈筋は、内側足底神経により制御され、第1趾の中足趾節関節の屈曲と内側縦束裂の維持を担当します。