大殿筋
大殿筋は殿部にある最大の筋で、以下のような特徴を持ちます:
- 最も表層に位置し、中殿筋・小殿筋の大部分を覆う最大の殿筋です。
- 大腿の伸展(脚を後方に伸ばす動作)の主動筋であり、歩行時に重要な役割を果たします。
- 起始:仙骨、尾骨、腸骨稜後部、胸腰筋膜、仙結節靭帯など。
- 停止:大腿筋膜、腸脛靭帯、大腿骨の殿筋粗面。
- 機能:股関節の伸展と外旋を担います。
- 神経支配:下殿神経により支配されます。
大殿筋は、立ち上がる動作や歩行において重要な役割を果たし、股関節の動きを支える主要な筋の一つです。
J0215 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す外側からの図)
J0237 (右大腿骨、近位端、筋の起こる所と着く所:後内側からの図)
J0240 (右大腿骨と筋の起こる所と着く所:後方からの図)
J0448 (広い背筋:背面図)
J0450 (腰部の筋(第1層)、後方からの図)