

後脛距部(後脛距靱帯)は三角靱帯(内側側副靱帯)の最深層かつ最後部に位置する重要な構成要素です(Boss & Hintermann, 2002; Milner & Soames, 1998)。
線維は後内側から前外側方向へ斜めに走行し、底屈位で緊張します(Milner & Soames, 1998)。
三角靱帯は表層と深層に分けられ、後脛距部は深層を構成します。表層には前脛距靱帯、脛舟靱帯、脛踵靱帯が含まれます(Boss & Hintermann, 2002)。
三角靱帯損傷は足関節の外反強制や外旋外転強制により発生します(Hintermann et al., 2004)。単独損傷は稀で、外果骨折や遠位脛腓靱帯結合損傷を伴うことが多いです(Savage-Elliott et al., 2013)。