脛腓関節
脛腓関節は、下腿部の脛骨と腓骨の間に位置する関節です。その主な特徴は以下の通りです:
- 脛骨の外側顆と腓骨頭の間に形成される平面関節です。
- 関節面は小さく、卵形をしています。
- ほとんど動きがありません。
- 可動関節ではなく、線維性関節です。
関節包の外側には、2つの重要な靭帯が存在します:
- 前腓骨頭靱帯:腓骨頭から脛骨外側顆の前面へ伸びます。
- 後腓骨頭靱帯:腓骨頭から脛骨外側顆の後面へ伸びます。
これらの靭帯が脛骨と腓骨を結合し、関節の安定性を維持しています。
J0339 (右膝関節:後方からの図)
J0344 (右下脚の靱帯:前面からの図)