脛腓靭帯結合
脛腓靱帯結合は、以下のような特徴を持つ解剖学的構造です:
- 位置:腓骨下端の内側面と脛骨下端の外側面が接触する部分に存在します。
- 構造:両骨の接触面は粗造で、骨間靱帯によって結合されています。
- 関節腔:通常は存在しませんが、距腿関節の関節腔が上方に延長することがあります。
- 構成要素:前脛腓靱帯と後脛腓靱帯の2つの部分から成り立っています。
- 位置関係:前脛腓靱帯は結合の前面に、後脛腓靱帯は後面に位置しています。
- 分類:靱帯結合(じんたいけつごう)の一種で、線維性の骨連結を指します。
- 機能:下腿の脛骨と腓骨を結合し、足関節の安定性を維持しています。
この構造は解剖学的に重要で、下肢の安定性と機能に大きく寄与しています。
J0344 (右下脚の靱帯:前面からの図)
J0353 (右足の関節:足の関節、足の背面)