背側手根間靱帯
背側手根間靱帯は、以下のような特徴を持つ手の靱帯構造です。
- 位置:関節包の深層に存在する。
- 機能:手根骨の背面をつなぐ。
- サイズ:通常は小さいが、例外もある。
- 特殊な線維束:
a) 舟状骨から大・小菱形骨へ向かう線維束
b) 舟状骨から有頭骨頭を越えて三角骨へ向かう線維束(背側手根弓状靭帯[JNA])
これらの線維束は他の部分より長いのが特徴。
背側手根間靱帯は、手首の安定性を保ち、手根骨間の適切な位置関係を維持する重要な役割を果たしている。
J0321 (右手の関節:手根を回外位とし、手の甲からの図)
J0487 (右手の背側骨間筋)