棘間靭帯
棘間靱帯は以下のような特徴を持つ靱帯です:
- 隣り合う上下の棘突起を結ぶ薄い膜状の靱帯です。
- 棘突起とともに左右の固有背筋を隔てる中隔を形成します。
- 頚部では弱く、腰部では強くなっています。
- 線維は棘突起間に斜めに張られており、脊柱の屈伸による棘突起間距離の変化に対応しています。
- 脊椎の安定性を維持し、屈曲および伸展の程度を制限する役割があります。
棘間靱帯は脊柱の靱帯結合の一部であり、脊椎の構造と機能において重要な役割を果たしています。
J0290 (腰椎の一部の正中断、右切断半分:左方からの図)
J0295 (頭蓋骨と頚椎の靭帯:右側からの図)
J0326 (右側の骨盤の靱帯:後方からの図)
J0459 (短い背筋(第3層):背面図)