環椎後頭関節
環椎後頭関節は以下の特徴を持つ関節です:
- 環椎外側塊の上関節窩と後頭骨の後頭窩(大後頭孔の両側に位置)との間に形成されます。
- 環椎の上関節窩が関節窩を、後頭骨の後頭窩が関節頭を形成します。
- 両側の関節面は楕円球面の一部を形成し、2軸性の楕円関節として機能します。
- この関節により、以下の動きが可能になります:
- 前環椎後頭膜と後環椎後頭膜が関節を補強する靭帯として機能します。
環椎後頭関節は頭蓋の滑膜性関節の一つであり、頭部の動きに重要な役割を果たしています。
J0296 (後頭骨と第1から第3の頚椎は、前方から見ると靱帯と結合する)
J0299 (後頭骨、第1および第2頚椎とその靭帯(第3層):後方からの図)