手根骨
手根骨とは、手首の部分を構成する8つの短骨のことです。これらの骨は以下のように配置されています:
- 近位列(親指側から小指側へ):
- 舟状骨(しゅうじょうこつ)
- 月状骨(げつじょうこつ)
- 三角骨(さんかくこつ)
- 豆状骨(とうじょうこつ)
- 遠位列(親指側から小指側へ):
- 大菱形骨(だいりょうけいこつ)
- 小菱形骨(しょうりょうけいこつ)
- 有頭骨(ゆうとうこつ)
- 有鈎骨(ゆうこうこつ)
これらの骨は多数の靱帯によって互いに結合されており、手首の動きや安定性を支えています。手根骨は全体として手背側に凸に弯曲しており、手掌側は凹んでいます。この構造が手の機能性と柔軟性を高めています。
J0185 (舟状骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0186 (月状骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0187 (三角骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0188 (豆状骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0189 (大菱形骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))
J0190 (小菱形骨(右手の個々の手根骨:掌側からの図))