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目次(II. 筋系)
筋系の図譜
筋肉の構造と位置
- 棘突間筋は頚部の隣接する棘突起間に位置する対をなす小筋である
- 肋横突間筋は頚椎の肋横突起の後結節間を連結する
- 長・短横突肋骨筋は第7頚椎から第11胸椎に広がり、左右それぞれに12個存在する
深項筋群の特徴
- 日本人特有の進藤筋が大後頭直筋と小後頭直筋の間に存在することがある
- 大後頭直筋は軸椎棘突起から始まり、項平面線中1/3に付着する
- 小後頭直筋は環椎後結節から項平面線内側1/3に付着する
機能と作用
- 深項筋群は頭部の後屈、回旋、前屈などの複合運動を制御する
- 後仙尾筋は有尾哺乳類のM. extensor s. levator caudaeの相同器官であり、しばしば欠如する
1. 棘突間筋 Mm. interspinales cervicis
2. 肋横突間筋 Mm. intertransversarii cervicales
3. 長・短横突肋骨筋 Mm. transversocostales longi et breves
4. 深項筋群 Mm. nuchae profundi
5. 後仙尾筋 M. sacrococcygicus dorsalis