https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
片山正輝
目次(I.骨格系)
鼓室小骨
- ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨については感覚器の項で詳しく説明する。
舌骨の構造と位置
- 舌骨はU字形で、舌の底部に位置し、オトガイと喉頭の間に存在する。
- 舌骨体は水平な舟形の骨板であり、前上方に膨らみをもち、前面には横走する隆起線がみられる。
- 大角は舌骨体よりも長く細く、後方へ突出して小さな丸い頭部で終わる。
- 小角は短い円錐形で、長期間軟骨性を保ち、茎突舌骨靱帯の付着部となる。
特殊な形態
- 茎状突起が茎突舌骨靱帯内を伸長することがあり、靱帯の中央部が骨化して茎突舌骨骨を形成することもある。
α) 鼓室小骨 Gehörknöchelchen:ツチ骨(Malleus),キヌタ骨(Incus),アブミ骨(Stapes)
β) 舌骨 Os hyoides,Zungenbein