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片山正輝
目次(V. 神経系)
神経幹と神経根の構造
- 脳脊髄神経は、主にシュワン鞘をもつ有髄神経線維から構成され、豊富な結合組織に包まれている
- 末梢に向かうにつれて神経上膜と神経周膜鞘は薄くなり、個々の神経線維はヘンレ鞘に包まれる
- 末梢神経には、血管神経(神経のもつ神経)を伴う血管系が存在し、毛細血管網を形成する
脊髄神経節の特徴
- 神経節は主に神経細胞と神経線維から構成され、その大部分の細胞は偽単極性で、T字またはY字型に分岐する
- 神経節のニューロンは、体知覚性、内臓知覚性、両突起求細胞性、両突起遠細胞性、単極性、介在細胞の6つの型に分類される
- 各神経細胞とその突起は、それぞれ結合組織性の鞘で個別に包まれている
a) 神経幹と神経根 Nervenstämme und Nervenwurzeln
b) 脊髄神経節 Spinalganglion