0742 (静かに息を吸うときの喉頭の喉頭鏡像)

J0742 (静かに息を吸うときの喉頭の喉頭鏡像)
(M. Schmidtによる)
この画像は「静かに息を吸うときの喉頭の喉頭鏡像」を示しています。M. Schmidtによる喉頭鏡検査で観察された喉頭の様子です。
以下の解剖学的構造が番号付きで示されています:
- 01. 舌根(Radix linguae)- 舌の後部の基底部分
- 02. 喉頭蓋(Epiglottis)- 食物が気道に入るのを防ぐ軟骨のフラップ
- 03. 声門裂(Rima glottidis)- 声帯の間の開口部
- 04. 喉頭蓋結節(Tuberculum epiglotticum)- 喉頭蓋上の小さな隆起
- 05. 声帯ヒダ(Plica vocalis)- 発声に関わる実際の声帯
- 06. 喉頭前庭ヒダ(Plica vestibularis)- 仮声帯とも呼ばれる
- 07. 披裂喉頭蓋ヒダ(Plica aryepiglottica)- 喉頭蓋と披裂軟骨を結ぶヒダ
- 08. 楔状結節(Tuberculum cuneiforme)- 楔状軟骨上の隆起
- 09. 小角結節(Tuberculum corniculatum)- 小角軟骨による隆起
- 10. 披裂間切痕(Incisura interarytenoidea)- 両側の披裂軟骨間の切れ込み
この画像は、静かに吸気をしている際の喉頭の状態を示しており、声門(声帯間の空間)が開いている様子が観察できます。
アノテーション
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