0741 (声帯の高さでの喉頭の断面、上方からの図)

J0741 (声帯の高さでの喉頭の断面、上方からの図)
この画像は「声帯の高さでの喉頭の断面、上方からの図」を示しています。これは喉頭の水平断面図で、声帯のレベルで切断され上から見た解剖学的構造を表しています。
図に示されている主な構造は以下の通りです:
- 01. 甲状軟骨板:喉頭の前方部分を形成する軟骨板
- 02. 声門:声帯間の開口部で、呼吸時に空気が通過する部分
- 03. 咽頭腔:喉頭の後方にある空間
- 04. 膜間部(声門裂の):声門の膜性部分
- 05. 声帯靱帯:声帯の結合組織部分
- 06. 声帯筋:声の調節に関わる筋肉
- 07. 甲状披裂筋:声帯の緊張度を調整する筋肉
- 08. 声帯突起(披裂軟骨の):披裂軟骨の前方突起で声帯が付着する
- 09. 筋突起(披裂軟骨の):披裂軟骨の外側突起で筋肉が付着する
- 10. 梨状陥凹:喉頭の両側にある窪み
- 11. 横披裂筋:左右の披裂軟骨を結ぶ筋肉
この図は発声のメカニズムを理解する上で重要で、声帯の位置関係や喉頭の構造を明確に示しています。W. Spalteholzのアトラス(1933年)から引用されたものです。
アノテーション
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