0725 (盲腸の腹膜窩:前方からの図)

J0725 (盲腸の腹膜窩:前方からの図)
(小腸は鈎で左に引っ張られ、虫垂は切り込まれています。)
これは「盲腸の腹膜窩:前方からの図」を示す解剖学的イラストです。小腸は鈎で左に引っ張られ、虫垂は切り込まれている状態を示しています。
図には以下の解剖学的構造が番号付きで表示されています:
- 01. 上行結腸(Ascending colon):大腸の最初の部分で、盲腸から肝曲まで上行します。
- 02. 大網ヒモ(Taenia omentalis):大腸の3本の縦走筋束のひとつです。
- 03. 盲腸ヒダ(Caecal folds):盲腸表面の腹膜のひだです。
- 04. 盲腸後陥凹(Retrocecal recess):盲腸の後ろにある腹膜の窪みです。
- 05. 盲腸窩(Cecal fossa):盲腸周囲の窪みです。
- 06. 自由ヒモ(Free taenia):大腸の縦走筋束の一つで、腸間膜付着部と反対側にあります。
- 07. 腹膜垂/大網垂/結腸脂肪垂(Omental appendices):結腸の表面から突出している小さな脂肪組織です。
- 08. 上行結腸間膜(Ascending mesocolon):上行結腸を後腹壁に固定する腹膜のひだです。
- 09. 上回盲陥凹(Superior ileocecal recess):回腸と盲腸の接合部の上方にある腹膜のくぼみです。
- 10. 回盲ヒダ(Ileocaecal fold):回腸と盲腸の間の腹膜のひだです。
- 11. 下回盲陥凹(Inferior ileocaecal recess):回腸と盲腸の接合部の下方にある腹膜のくぼみです。
- 12. 虫垂間膜(Meso-appendix):虫垂を支える小さな腸間膜です。
- 13. 回腸(Ileum):小腸の最終部分です。
- 14. 虫垂(Appendix/Vermiform appendix):盲腸から伸びる細い管状の突起です。