0582 (右手掌表層の動脈)

J0582 (右手掌表層の動脈)
(手掌腱膜は取り除かれています。)
この図は「右手掌表層の動脈」を示したもので、手掌腱膜(屈筋支帯の浅い膜様構造)は除去されています。
概要
- 主要血管は尺骨動脈と橈骨動脈です。尺骨動脈が主体となって「浅掌動脈弓」を作り、橈骨動脈の浅掌枝がこれに吻合してアーチを完成させます。
- 浅掌弓から「総掌側指動脈」が分岐し、さらに各指の両側へ「固有掌側指動脈」として走行します。末梢では指尖の動脈網を形成します。
主な番号の意味
- 03 橈骨動脈、04 浅掌枝(橈骨動脈の)
- 12 尺骨動脈、13 深掌枝(尺骨動脈の)
- 15 浅掌動脈弓。手掌中央で弧状に走り、各指動脈の根幹となる重要構造
- 16 総掌側指動脈 → 指の付け根で二分し、18 固有掌側指動脈となって各指の両縁を末梢へ走行
- 17 掌側中手動脈(主に深層で深掌弓と関係)が一部表層にも示されています
周囲構造(目印)
- 01 長掌筋腱、02 橈側手根屈筋腱、05 短母指外転筋、07 短母指屈筋などの母指球筋群が記されています。
- 06 横手根靱帯(屈筋支帯)、10 掌側手根靱帯、11 豆状骨がランドマークとして描かれています。
流れの理解(ざっくり)
- 前腕遠位で 橈骨動脈の浅掌枝(04) が母指球部から表層へ
- 尺骨動脈(12) が手掌に入り 浅掌弓(15) を形成