0407 (右眼瞼の筋:腹方からの図)

J0407 (右眼瞼の筋:腹方からの図)
図「右眼瞼の筋(前面)」の要点を簡潔に説明します。
- 01 眼窩部(眼輪筋の): 眼窩の縁を広く覆う外側の環状部分。まぶたを強く閉じるときに主に働く。
- 02 眼瞼部(眼輪筋の): 上下のまぶたの中を走る薄い部分。瞬目(まばたき)や軽く目を閉じる動きに関与。
- 03 口唇筋束: 眼輪筋の一部が口唇方向に連なる小束。表情筋どうしの連続性を示す。
- 04 眉毛: 皮膚・皮下組織。周囲の表情筋(前頭筋や下記の筋)で位置が変わる。
- 05 皺眉筋: 眉内側を引いて眉間にしわを寄せる筋。強い光や集中時の表情に関与。
- 06 眉毛下制筋(眉頭下制筋): 眉の内側を下げ、怒りや困惑の表情を作る補助筋。
- 07 内側眼瞼靱帯: 上下眼瞼の腱様部を内眼角で連結し、まぶたの位置を安定させる支持構造。涙嚢の前方を走る。
- 08 涙嚢部(眼輪筋の深部,ホルネル筋): 涙嚢・涙小管の周囲に付く深層繊維。まばたきに同期して涙液を涙嚢へ汲み上げる"涙ポンプ"機構を助ける。
全体像
- 眼輪筋は表情筋の一つで、眼窩部と眼瞼部、深部(涙嚢部)に区分される。
- 機能の主軸は、目を閉じる、角膜を保護する、涙液の流れを補助すること。
- 内側眼瞼靱帯はまぶたの"かなめ"で、各筋の力を正しくまぶた運動へ伝える。
必要なら、この図をもとに臨床ポイント(例えば眼瞼下垂やドライアイとの関連)も補足しますか?
アノテーション
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