0386 (右足:足底屈、背足底方向からのX線像)
拡大率:4:5.

J0386 (右足:足底屈、背足底方向からのX線像)
このX線画像は、右足を足底屈(つま先を下に向けた状態)させて、背足底方向(足の甲側から足底側へ向かう方向)から撮影したものです。
画像の特徴
撮影体位と条件
- 足を足底屈させることで、足根骨や中足骨の配列が明瞭に観察できます
- 拡大率は4:5で撮影されています
- 背足底方向からの撮影により、各骨の重なりが最小限になります
観察できる主な構造
この画像では以下の骨構造が確認できます:
- 中足骨(Metatarsal bones): 5本の長管骨が明瞭に描出されています
- 基節骨・中節骨・末節骨(Phalanges): 各趾の指骨が観察できます
- 足根骨(Tarsal bones): 距骨、踵骨、舟状骨、立方骨、楔状骨などの配列が確認できます
臨床的意義
- 骨折や脱臼の診断
- 骨の配列異常(外反母趾など)の評価
- 関節症性変化の観察
- 骨密度の評価