0378 (右の股関節部:脚は伸ばされて少し内側に巻かれ、腹背方向からのX線像)

J0378 (右の股関節部:脚は伸ばされて少し内側に巻かれ、腹背方向からのX線像)
詳細な説明は図J0379 (右の股関節部:大腿は伸ばされて少し内側に巻かれ、腹背方向からのX線像)を参照してください。拡大:4:5
これは何の画像?
- 右股関節のX線像(腹背方向=AP)。大腿は伸展し、わずかに内旋しています。
- 目的は、大腿骨頸部が正面に近い姿勢になり、頸部が短縮して見えないようにするためです(頸部の前捻を打ち消す効果)。
見えている主な構造
- 寛骨臼(臼蓋)とその上縁・前後柱
- 大腿骨頭と頸部
- 大転子・小転子
- 頭部から頸部、転子部へ走る骨梁(荷重線に沿った海綿骨の線状パターン)
- 仙坐骨切痕や恥骨上枝の一部(画面右上~右側)
画像の読み方(チェックポイント)
- 位置合わせ
- 大腿を軽く内旋させると小転子の突出が抑えられ、頸部が真正面に近く描出されます。
- 関節裂隙
- 寛骨臼と大腿骨頭の間隔が均一か。外側や内側で狭小化がないか。
- 連続性の確認
- Shenton線(恥骨上枝の弧と大腿骨内側頸部の弧の連続)が滑らかか。
- 皮質と骨梁
- 転子部
この像で学べること