0183 (右前腕骨:筋の起こる所と着く所:回外位の手掌側からの図)

J0183 (右前腕骨:筋の起こる所と着く所:回外位の手掌側からの図)
このページは「右前腕骨:筋の起こる所と着く所:回外位の手掌側からの図」を示しています。添付された図は前腕骨(橈骨と尺骨)を手のひら側から見た解剖図で、各筋肉の起始部と停止部が示されています。
図の中で番号付けされている筋肉は以下の通りです:
- 01. 尺側手根屈筋(Flexor carpi ulnaris):尺骨に付着し、手首を尺側(小指側)に曲げる働きをします。
- 02. 浅指屈筋(Flexor digitorum superficialis):指を曲げる筋肉の表層部分です。
- 03. 円回内筋(Pronator teres):前腕を回内(手のひらを下に向ける)動作を行います。
- 04. 上腕筋(Brachialis):上腕から前腕に至り、肘を曲げる働きをします。
- 05. 回外筋(Supinator):前腕を回外(手のひらを上に向ける)動作を行います。
- 06. 尺側手根伸筋(Extensor carpi ulnaris):手首を伸ばし、尺側に動かす働きをします。
- 07. 上腕二頭筋(Biceps brachii):肘を曲げ、前腕を回外する働きをします。
- 08. 深指屈筋(Flexor digitorum profundus):指を深く曲げる筋肉で、特に指先の関節の屈曲を担当します。
- 09. 長母指屈筋(Flexor pollicis longus):親指を曲げる筋肉です。
- 10. 方形回内筋(Pronator quadratus):前腕の下部にある四角形の筋肉で、前腕の回内を補助します。
- 11. 腕橈骨筋(Brachioradialis):肘を曲げる筋肉で、前腕の橈側(親指側)に位置します。
この図は解剖学的に前腕の筋肉の配置と、それらがどの骨に付着しているかを明確に示しており、医学教育や解剖学学習に有用な資料です。
アノテーション
00