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目次(IV. 内臓学)

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腺は特定の物質を分泌する役割を持つ器官です。分泌されるものは分泌物(Sekret)または排出物(Exkret)と呼ばれ、様々な種類があります。腺が作り出すものが体内で特定の用途に使われる場合は分泌物、一方、排出物は体にとって不要な廃棄物です。分泌物や排出物は多くの場合、腺細胞から分泌される液体ですが、生きた細胞や死んだ細胞の場合もあります。導管は腺の定義に必ずしも必要ではありません。

腺は大きく2つの群に分類できます:上皮性腺(Glandulae epitheliales)と脈管腺(Glandulae vasculares、細胞原器官 Organa cytogenea)です。

I. 上皮性腺(Glandulae epitheliales)

A) 開放腺(Glandulae evehentes、apertae)

B) 閉鎖腺(Glandulae clausae)

  1. 甲状腺
  2. 下垂体
  3. 腎上体

[4. 黄体]

II. 脈管腺(Glandulae vasculares、Organa cytogenea)

  1. リンパ小節(Lymphonoduli)
  2. リンパ節(Lymphonodi)
  3. 脾臓
  4. 血リンパ節(Haemolymphonodi)
  5. 骨髄

[6. 胸腺]

I. 上皮性腺 Glandulae epitheliales, epitheliale Drüsen