乳輪は、乳頭周囲の円形の色素沈着がある部位であり、小隆起である乳輪結節が見られます。下層の乳輪腺が存在するため、その表面には小さな突起が散在しています。乳輪腺は一種のアポクリン腺で、約12個あり、ほぼ輪状に並んでいます。妊娠すると、乳輪の色調は濃くなり、乳輪腺も発達して大きくなります。