歯状靭帯
歯状靭帯は、以下のような特徴を持つ脊髄の構造です:
- 脊髄に存在し、表層軟膜の組織から成る扁平な厚い膜が外側へ向かって一列に連続して並んでいます
- 脊髄と硬膜を結びつける役割を果たしています
- 各歯状靭帯は、外側に頂点を向けた三角形を形成しています
- 三角形の頂点は、前根と後根の中間に当たる脊髄の外側表面に付着しています
- 靭帯の基部は軟膜から起こり、三角形の頂点がクモ膜と脊髄硬膜の内表面に固く付着しています
- 脊髄を硬膜に固定するため、脊髄全長にわたって存在します
ただし、脊髄円錐の部位では表層軟膜が終糸の周囲を包むように覆っています。
J0826 (脊髄を被鞘で挟む、背面からの図)
J0828 (脊椎と筋の断面図)
J0918 (頭蓋骨内の舌咽神経、迷走神経、副神経の経過:後方からの図)