腎臓 Ren (Kidney)

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J0764 (後腹壁にある男性の泌尿器:前方からの図)

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J0765 (右腎:前面からの図)

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J0766 (左腎:前方からの図)

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J0767 (右腎:後方からの図)

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J0768 (右腎:背側からの割面図)

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J0769 (露出された腎盂を持つ右腎臓:後方からの図)

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J0770 (新生児の腎臓:前方からの図)

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J0977 (腹腔神経叢:前面からの図)

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J0978 (交感神経の腹部神経叢:前面からの図)

形態学的特徴

腎臓はソラマメ状の後腹膜臓器で、成人では長さ10-12cm、幅5-7cm、厚さ2.5-3cm、重量120-170gを呈します。腎門は内側縁中央の凹みで、血管系と尿管の通過部位となっています。

位置関係

両腎は脊柱両側の後腹膜腔に位置し、左腎は第11胸椎から第2腰椎レベル、右腎は肝臓による圧迫のため左腎より約1.5cm下方に存在します。右腎の前面は肝臓、十二指腸、結腸と、左腎は胃、膵臓、脾臓、結腸と隣接しています。

血管構築

腎動脈は腹部大動脈から直接分岐し、腎門を経て区域動脈、葉間動脈、弓状動脈、小葉間動脈へと分枝します。腎静脈は下大静脈に注ぎます。腎臓は体重の0.5%に過ぎないにもかかわらず、心拍出量の20-25%を受容しています。

組織構築

腎実質は皮質と髄質に区分されます。髄質は8-18個(平均10-12個)の腎錐体から構成され、その尖端(乳頭)は腎杯に開口します。各腎には約100万個のネフロンが存在し、糸球体、近位尿細管、ヘンレループ、遠位尿細管、集合管から構成されています。

被膜構造

腎臓は三層の被膜に覆われています:

尿路系

尿は腎杯から腎盂へ流入し、長さ25-30cmの尿管を経て膀胱へ輸送されます。

臨床的意義

生理学的機能