腎臓;ネフロン
腎臓は、尿を生成し排泄する泌尿器の主要な器官です。以下に腎臓の主な特徴をまとめます:
- 形状:ソラマメの形をした臓器で、長さ約11cm、幅約5cm、厚さ約3cmです
- 位置:脊柱の両側で後腹膜に位置し、腎門の高さはほぼ第2腰椎です。右腎は左腎より半~1椎体低く位置します
- 構造:腎実質は皮質と髄質に分けられ、髄質は約10個のピラミッド状の腎錐体から構成されています
- 機能単位:ネフロンと呼ばれる構造単位があり、片側の腎で約100万個存在します
- 血管系:腎門から血管が出入りし、尿管も腎門を通って下行します
腎臓は体内の恒常性維持に重要な役割を果たし、尿の生成を通じて体液量や電解質バランスの調節、老廃物の排出などを行っています。
J0765 (右腎:前面からの図)
J0766 (左腎:前方からの図)
J0767 (右腎:後方からの図)
J0768 (右腎:背側からの割面図)
J0769 (露出された腎盂を持つ右腎臓:後方からの図)