後脛骨筋の腱鞘
後脛骨筋の腱鞘は、次の特徴を持つ重要な解剖学的構造です:
- 屈筋支帯によって覆われています。
- 後脛骨筋の腱を包み込んでいます。
- 遠位側(足の先端方向)まで延びています。
この腱鞘の主な役割は、後脛骨筋の腱を保護し、その動きをスムーズにすることです。これにより、足の内側アーチを支え、足関節の内転や足底屈曲といった動作を効率的に行えるようにします。
J0525 (右足の腱鞘は、脛骨側から赤い物質で注入された図)
A04_0667(趾の腱鞘)Tendinous sheaths of toes